わたし。みました。

最新作に疎い私が、一昔前の作品を見て、感じたままお伝えします。

イップマン 継承 *感想 ネタバレ*

映画見ました、

 

イップマン 継承

 

 

 

3作目ですね。もう、お馴染みの顔ぶれかと見始めましたが、あれ、葉問夫婦と香港警察の部長しか出ていません。うん、そんなもんすね。

 

長男いない説明→次男学校FIGHT→学校襲撃→造船所→白黒つけようじゃないか!!

 

とてもわかり易い映画的な流れでした。しかし、私が、見たかったのは詠春拳のポコポコパンチなので問題なしです。炸裂してましたねポコポコパンチ!

 

さて、早速2作目の最後に出てきた坊やが、大きくなり出てきましたね、青年ブルース・リーです。鼻を親指でピンッ、顎を上げて睨めつけるようにイップ氏を見ております。お顔はお祭り男、宮川大輔氏に近い骨格。いーい動きしています、イップ氏の弾くタバコをポンポン蹴ります。そして筋が良いと褒められながらも、ドアを開けられ、さぁお帰りを。

 

何故?

 

それはこれがイップマンの物語であるからですな。

 

次男学校で、殴り合いしますね。まあ、子供の喧嘩なのでかわいいもんです。喧嘩した相手の子が腹減らしてるので、イップが、ウチで飯クウカ?と。温かい家庭すからねイップんちは。で、ケンカ相手の子供の親が、迎え来て、この流れ、ヤバイモンペ来るかな〜。と、期待からの礼儀正しいおやっさん。車夫らしく、浅草辺りをなかしてそうな男前。オールバックの山崎銀之丞似。子を弟子と呼び、己を師匠と呼ばせる。仮想師弟関係。武館を開きたいのですね、おやっさん

 

でまあ、色々あって学校封鎖され燃やされて、それ退治して、香港ガーディアンズをイップ一門で結成。学校前で、ドーナツ食う師父に瓶コーラ飲む弟子達。私が、小学生の頃に見たダルンダルンのランニング着た色黒のおっさんも今思えば守ってくれてたんかなー。我々、かわいい小学生を。

 

いや、あのオヤジ金せびって傘振り回してたな、先生もしゅつどうしていたし。イップ一門とは違いますな。ダルンダルンのランニング着て出歩くオヤジにはお気をつけを!!と登下校時の注意喚起を思い出しましたね。

 

総じて言えるのが、あの頃の香港のチンピラは悪い奴多い!!子供攫うし、リンゴナイフに刺したまま食べ刺そうとするし、学校売れと土足で職員室来ちゃいます。荒れてます。香港。映画の中ですが、多分そんな空気だったのかなと思ってしまいます。

 

で、ある悲しいことがあり、振り切るように戦いに臨むイップ。なんやかんやあり、山崎銀之丞似と闘うのですが物語が今までと同じく勧善懲悪なので分かりやすかったですねー。

 

今回のイップ3はカンフーは勿論ですが、何か家族大事にしなきゃな、と思える作品でしたね。フム奥深いですなぁ。

 

良い映画でした。

 

あ、あしらわれたブルース・リーですが、バイトしてました。何故そこで?似合うけど。やっぱりお祭り男に見えちまうんだよなー。