わたし。みました。

最新作に疎い私が、一昔前の作品を見て、感じたままお伝えします。

パージ エクスペリメント *感想 ネタバレ*

パージ エクスペリメント、見ました。

 

 

 

 

パージ作品の4作目ですね。アメリカの人類矯正映画です。パージ(浄化)とは、12時間どんな犯罪も合法になり、何をやっても罪に問われない。というアメリカの法案?です。勿論作中での。

 

面接→抗議運動→パージ開始→来年、全国規模へ

 

こんなんあったらたまりませんね。自分だったら何処に籠城しようか…。非常に悩みますね。

 

私的にパージの見るべき点はこれかなと思うのが。

 

パージ参加者の仮面です。

 

牛頭、布被せたトゲトゲ、黄色笑い面、口赤ちゃん、布だけ。等々バリエーションに富んでいます。

 

牛頭は、こちら一番強そうなビジュアルですが、パージ参加者ではありませんでした。ズンチャカズンチャカ、とパージ中に人ん家の中庭っぽい所でパーティしてる人でした。見た目は一番獰猛そうなのですが、楽しくて踊っちゃう陽気なやつでした。吠えてはいましたが。昂るのでしょうね。そんな夜は。

 

スーパーのカートに人形イッパイ乗せて疾走オバチャンズもおりました。あ、錯乱してんな。一見そう見えなくもないオバチャンズ、これはパージの餌食になるだろうと、大方の予想を覆し、なんと!!

 

パージ楽しんでました。

 

カートに載せた人形さんをそこらに散乱させ、手に取るものがいれば、スイッチオン!

 

はい、爆弾です。バンバン爆ぜていきます!!

楽しそうなオバチャン二人、ペーとパー子を模写してかのピンクの出で立ち。こんな世の中ですが楽しめているのは何よりです。

 

口赤ちゃんは排水口から、オンギャーオンギャーと赤ん坊の鳴き声を流し、え、何処!?何!?と慌てふためく女子を排水口の網からヌッと手を出し、陰部を触る変態です。子泣き爺とタートルズの合せ技ですね。違うのは心根が変態。

 

あと、ウルヴァリンに憧れたのか、おかしな奴が一人。スケルターという方です。ニヤニヤ、ヨダレ時たまチョロンです。

 

現実には友達いないんだろうなー。だからか、こんな時には張り切って活動しちゃうそんなタイプの男です。クネクネして、左手に注射器ぐるぐる巻きのテーピング固定。右手にはサバイバルナイフ。

 

あーあ、危ないなぁ。と、思ってるうちにパージ注射器のパーティ会場到着。ニッコニコが止まらないスケルター氏。女子のダンスにご満悦のスケルター氏。はい、スイッチオン。パージ始めちゃいます、スケルター氏。見た感じ最後まで注射なっくるを使わなかったのですが、中味何だったのか気になるところです。毒か、ポカリか。

 

毒なら分かる。うん。毒殺ね。でも、ポカリでも分かる。傷つけた後、給水させそうな危うさを持つスケルター氏。怖いんですよ、この人は。

 

まぁ、色んな人がいるんだなと思えました。パージはやっぱり嫌ですね。ですが、普段考えない対暴徒の脳内防災訓練は意味があるかもしれません。想像はいつか役に立つこともありますので。

 

 

私は、NNFAには一票入れません。

 

是非、キャラクターを見て下さい。

楽しい映画です。

 

っと!あと、最後のシーンなのですが、パージの一夜が明け生還を噛み締めている皆を横目に、バスケをしている集団がいます!!お探しください!!

 

This is USA!!