藁にもすがる獣たち
見ました。韓国映画は邦題が素敵なものが多いですね。
- 獣とは貧者
- 藁とは金
- すがるは助けて
助けてはくれないんですね、誰も彼も。ならばどうするか?!
- 助かるために行動せよ
- 助けてもらわなければいけない状態になるな
- 借金されても借金するな(焼肉焼いても家焼くな)
ということですね!
主人公は誰なんだろう?入国管理の奴か、銭湯の受付か、借金背負った女社長か?まさか金取り立ての油親父ではないだろうに…。
という感じで、コロコロと視点が変わっていきます。章立てにもなっていました。
内容は、所有者不明の大金を銭湯?かサウナ?の受付がロッカーから見つけたり。入国管理センターの人が、保証人になった人が失踪し代わりに借金取りに脅されて金を作ろう画策したり。飲み屋で勤務の女性が出自不明の若者と恋仲になりDVを振るう夫の殺人計画をたてたり。と、最後に集約されていく系の話です!!
毎度、思うのですが、俳優さんも女優さんも皆綺麗な顔立ちですね。その裏であまり見目麗しくない俳優さんもいて、だんだんと見ているうちにもっと見ていたいなぁと思えてくるのは何なんでしょう?
今作では、デメキン。と呼ばれるチンピラですね。兄貴にうまく使われながら、自分もしたたかに立ち回ろうとするデメキン。デメキンほど目が出ているわけでもないのですが、デメキン、デメキン言われているうちにデメキン(愛着アリ)が出るシーンが待ち遠しくなります。
そんなに登場シーンはないのですが。
どうやら、パク・ジウワンという方らしいです。
お!!この人!
映画「犯罪都市」
にも出ているようです!!
こちらもメチャクチャオススメの映画です!この映画でマ・ドンソクを知りました!!内容も面白いです!
どの役だろうな〜、デメキン。多分あれかな悪役の髪長い人の手下の一人かなぁ?要確認ですね。
あとは刺し身包丁で魚を捌き内臓を生で食べている奴!!借金取りのオジサンの懐刀といった役割ですね。一言も喋りません。しかし、長身オカッパ頭に首をから左半身にかけての魚の鱗のような入れ墨!!メチャクチャキャラがたっています!!親分の一言ですぐに債務者を傷つけます!!感情が読めずに怖いんですよ、彼!!
こちらペ・ジヌンという方らしいです。この俳優さんの異様さ是非見てほしいですね!
作品全体の色味が強くて良かったです。ネオンもギラギラ、サウナの発色もよく!!
しかしいいタイトルですねぇ!!