わたし。みました。

最新作に疎い私が、一昔前の作品を見て、感じたままお伝えします。

スカイライン 逆襲 *青を赤に変えて見な!!*

スカイライン 逆襲!!

 

スカイラインの三作目ですね!!

もうここまでくると題材はスカイラインでなくても良いかなという気もしなくはないかなという感じでした!

 

宇宙船破壊→数年後、英雄から指名手配犯→ミッション開始→安定の勧善懲悪

 

はい、なんでしょうね。シリーズ物で3が1を超すのはドラクエだけってのは知っていました。まぁ、映画なんでね!!そこは濁して、みやすさ重視という結論で!

 

とにかく。一作目のスカイラインでの絶望感が全くないや…。あの侵略者の圧倒的強さ、対処のしようのなさ、いつの間にやら対抗出来るようになってんだな…。数年も経てば人類も立ち向かえるようになるのかぁ。

 

でも一作目ではあと一週間で人類消えるなこりゃ!といった…

 

圧倒的な敗北感!!それがスカイライン!!

 

と、見ていたのですが。人類の生命力、カスタマーに対する処理力はもの凄いものがあるのだな!と思えました。

 

ちょっと異星人とのブレンド気味の主人公を筆頭に、前作にて脳味噌取り替え、異星人の体に人の脳という探偵気味のトレント、他数名のチームで残党狩り宜しく異星人宅に凸します。タイムリミットも加わり、焦る御一同様。

 

最近、思うのですが、映画にタイムリミット要素はもうそろそろ要らないんじゃないかなあ…と感じ始めています。結局、たどり着くのはセーフかアウト!の二択なわけで、そこに絡ませた物語に疾走感が出てくるのは映画の溢れている現代ではあまり作用しないかなと思ってしまっています。

 

作品の内容によるのでしょうが…。アクション系だと、どうしても、

 

爆発してチュドン!か、解除出来て、恋人とハグ&チュッチュか!

 

どっちかだよな〜と、爛れた偏見で見てしまいがちです。今作もそうでした…。

 

しかし…

 

その瞬間は突然に来ました!

 

なんと、前作で四肢をもがれたヤヤン・ルヒアン!!東南アジアで伝統文化なシラットのマスター!彼が異形の大きな手をパイルダー・オン!して再登場!!熱い!熱いぜヤヤン・ルヒアン!!ワイルドな顔立ちにモグラの土掻きを彷彿とさせるお手手、そこにシラットの殺法術!!

 

我今まさに天啓を得たりィ〜!!

 

と、暴れます!!そして視聴している私も微睡みから戻って来られました!

 

好きな物を目にするとやはり、気が昂るものですね!猫にちゅ~る、私にヤヤン・ルヒアン!

 

話はかわりますが、この詩を御存知でしょうか?

 

この世界に真っ赤なジャムを塗って食べようとするやつがいても、

過ちをおかす男の子、

涙化粧の女のコ、

たとえ世界が終わろうとも、

ふたりの愛は変わらずに、

 

御存知、THE YELLOW MONKEYの名曲「JAM」です。

 

JAM

JAM

  • TRIAD / Nippon Columbia Co., Ltd.
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ほぅ、これはこれは…。スカイラインを予知していたなぁと、作詞の吉井さんに舌を巻きました!!

 

こうです!!

 

この世界に真っ赤(スカイラインでは青い目、青い光で人を捕獲、赤ではないですが勝手に青に変えて考えて見ると)なジャムを塗って食べようとするやつがいても(脳味噌を奪っている)、

 

過ちをおかす男の子(2作目で喧嘩で捕まるトレント)、

 

涙化粧の女のコ(一作目で目の前で恋人のジャロットが吸収され(泣)エレイン)、

 

たとえ世界が終わろうとも(侵略者の征服)、

 

ふたりの愛は変わらずに(ジャロットとエレインの娘ローズ爆誕)、

 

はい、ここまでこじつけてみますと、

 

どの映画でも互換性アリですね!忘れてください!!

 

見方を変えれば、どんなものでもこじつけられる事を知りました!!勉強になりました!!

 

学びを得られた映画です!