わたし。みました。

最新作に疎い私が、一昔前の作品を見て、感じたままお伝えします。

バッカス・レディ *ヨコハマメリーさんも同じかなぁ?*

 

バッカス・レディ

 

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さ、こちらゴシック系の欧米ホラーかとお思いでしょう…。違いますね!!端的に言うと…老人の悲喜交交!!!

 

検診→事件目撃→喋れない子と生活→老人のリアル→昔馴染みとの出合い→感情から来る負の連鎖投入

 

まずほバッカス・レディというのは、韓国の公園で屯してるジイさんに栄養剤「バッカスD」なるものを売り歩くおばさんのことですね!!バッカス・ハルモニとも呼ばれているようです!栄養剤を売り歩きながら、自分の春も売っている方もいるようです。そこに焦点をあてた作品でした!

 

韓国は情に厚い!と、よく聞きますが、正しくそれを地で行くおばさんが主人公です!知らん子を保護して話が始まります。この子はフィリピンのハーフの子で、韓国語が分からないという、ハードミッション!!

 

まぁ、それはそれで近所の人と協力しなんとかしていきます。凄いバイタリティですね!

 

しかし、老人事情とでも言うのでしょうか。そんなに高くない料金で体をはった仕事をする。60歳は越えてると思われるおばさんがです。仕事内容よりも、生きていく上での大変さが自分の部屋にいる空気感から伝わって来ます。着古したGジャンを来て公園に立ち、帰り道買い物をして帰る。

 

人間は生きなきゃなんだなぁ

 

手にぶら下げるバック、子供が遊ぶ広場に続く階段をダラリと登る姿、小さな食卓でつつく小皿。

どこの家でも垣間見るような、日常なのですが、そこにバッカス・ハルモニという仕事が加わり、なんとも色あせたような、草臥れたような生活が見えてきます。

 

日々を彼女なりに一生懸命生き、老いながらもまだ未来の生活を、考える。

 

だって生きなきゃですからね。

 

そんな彼女にどんどんと、辛いことが重なっていきます。救いがないです。

 

この作品を見て、働ける限りは働きたいな、となぜだか思いました。人間は生きる為にはお金が必要です。でも、お金だけじゃなく生気も必要で、それは労働によって少なからずもたらされるものでもあるかなと思います。辛い労働は出来ませんが!!適度な労働を!!

 

 

バッカスD。多分、これに近いと勝手に想像しています。

 

しかし、リポビタンDは老若男女誰しもが

 

リポデー

 

と、発音している気がしますね!!

 

リポディー!とは言ってない気がするんですよね…。

 

これってもしや、今の10代20代のニューエイジ

 

リポディー

 

ってゆってるんすかね…?

 

……………………!!!

思えば遠くへ来たもんだ!!!

 

 

年輪重ねて行きます!!

 

良い老後をというよりも、良い後半を!と言って行きたいですね!!