「特捜部Q カルテ番号64」お前の棺は俺が引っ張るから!俺の棺もお前が引っ張れ!ピンクの鎧幻想支配における相互扶助希望論!!!
ロクジューーーーーッッッッヨンンンンン!!!
アンタも好きねぇ。
ええ、そうですずっと見てます。デンマークのこの二人を。毎夜毎夜ね。特捜部Q、なんだろう見てしまいますねぇ。面白いですねぇ。
今作も根深い題材ですね。女の子が従兄弟と好き合っているのですが、父親に見つかり孤島の施設送り。これ、過去の回想です。で、場面ほ現代に戻り、設計図と実際の間取りが違うとオコ丸の大家が業者を呼んで壁をブチ壊すbyハンマー。フラッシュバックしましたね。
鬼塚先生も壊していましたね。あの人は、ドアだったか。
で、その壊した壁の先の空間で、死体が食卓囲んで、さぁ大変。で始まるんですよ。
もう冒頭はなんのことか分からないのですが、話が進んでいくと理解してくるのです…。
作中に「寒い冬」という謎の理論?思想?運動?が出てくるのですが、これが凶悪なんです。作中の悪い医者が言っておるのですが。
生き延びるために人間は北へ行く。寒い冬を生きるには知恵が必要だ。なので、北の地で生きられる人間は優秀だ。
的な事を言ってるわけですわ。で、北欧の人種は優秀ですので、遺伝子を残して優秀な社会を作りましょう。ですが、それ以外(移民等)は優秀じゃないですよね。ならば、不妊治療してしまいましょう。そうですね、中絶手術をしに来た移民の方達についでに不妊手術施してしまいましょう。
という、メチャクチャな医師の秘密結社がいるわけです…。実際に90年代にそれに似た事件はあったようです。
こりゃ酷いすよね…。
で、特捜部のアサド氏は中東系の顔立ち、知り合いの女の子も顔の周りに布を巻いている娘さんがおります。その娘さんも最近中絶手術をしたとか…そこから辿って行くと…。
なんちゅうこっちゃ!!!!
なわけですよ。で、そこに過去の孤島の女子収容施設が絡んできてですね。うむ、よく出来た作品です!!!
まぁ、そんなに人種の違いとかでヤイヤイ言いなさんなや。人と人との違いは、良し悪しでなく向き不向きで考えれば、あ、そっかと考えやすくなるのじゃないかなと思ったりもします。組み立て体操で下段に配置されたからといって、能力低めというわけでもなく、上段を支えうる体力があるわけですし。スクールカーストとかいうものも、ヒエラルキーの上の人達は大概にして声が大きかったり、他者の意見を聞き入れなかったりと、ある一面で言えば、ガンガンいこうぜ!みたいな単純なパワー重視、そのピンクの鎧(ドラクエの戦士は鎧が大概ピンク)似合ってますねの人が多めということかなとも思います。
だからですね、総じていうとですね…。
そのピンクの鎧さ…恥ずかしくないんかよっ!!!
ちゅうことですわな。どんな性質とかは関係なく、そこんところみんな気にはなってますよ!ってところをピンクの鎧着てる奴は、あまり気にしていない。だってこれ防御力高いっすから。そう、防御力高いですという、価値観!踊り子なんて、服着てるようでもう着てねえじゃねえかよ!あんな薄着で、腐った死体相手にしてんじゃねえよ!なんか、体液付くぞ!!とか、声を大にして言えちゃうのが、ピンクの鎧着てるような人なんすよね。その横で一生懸命に踊り子は舞っているわけです。だって、ソレが職業であり、生きる道だからです。
いいと思うんですよ。何を装備して、どんな戦い方しても。ソレが通じなければ棺に入るだけですからね。ただ、それをピンクの鎧を着て最後まで戦い続けたってだけで、とやかく。
踊り子に薄着やめろ!!とか、
吟遊詩人にハープ弾くな!!とか、
遊び人にメイクして戦場来んなや!!とか、
占い師に水晶置いてこい!!とか
格闘家はなかなかいい線いってるけど辮髪やめろ!!とか、
声に出してもいいとは思います。切実に思ってることならば。それで自分のコミニティがバランス取れていないじゃないかと危惧しているわけですし。でも、それを押し付ける事は違うんじゃないすか。と。それ言うならあんたのその自慢のピンクの鎧、みんなどうかと思ってますよ。と。思ってもみない返しもあるはずなのです。言われないだけであって。
だから。話がアレフガルドまで飛んでしまいましたが。「寒い冬」があれば「暑い夏」もどこかにはあると。優位性もTPOで変化するんじゃなかろうかと、考えれる人間であったほうが、自他ともに楽なのではないかなと思う、デンマークの空の下に思いを馳せてピンクの鎧を脱いでほしい次第でございます。
ここで効いてくるんですよ!
言いたいことも言えないこんなアレフガルドじゃ…キアリー!!!
実はドラクエ3、名作と人生のうちで何度も聞いているのですが、遊んだことないんだよなぁ…
では、明日の朝…また…あの言葉を掛け合いましょう…お互いにね…。
ザメハ!