これが武士の生きSummerじゃぁァァァァァ!!!!!
はい、かなりぶち上げての傑作!!あの頃の、、若き日の、、青春の日々、、、
戻りてぇぇぇぇ!!!という感覚が身にしみ込み、思い出の細胞が覚醒の産声を上げますね!!
こりゃあイイ!!イイですよーー!!
時代劇好きの女子高校生ハダシが、自らの籍を置く映画部での文化祭発表映画、発表予定映画の内容はラブコメ薄っぺら作品!!それに嫌悪感を滲ませる日々。そこで、自身が作った脚本で時代劇を撮影することに!そんな時、主人公にぴったしな人物リンタロウを見つけ、コレは撮るっきゃない!!と仲間を巻き込み青春SPARKさせます!!昼間でも火花が見えるほどのSPARK!!
新しい何かが俺の中でSPARK!世界は回る!!
永遠なんて一瞬で決まる!!とは、よく言ったもんで、この作品の肝でもある映画の行先…。決めかねてます!若者たち!フワフワと今を決めかねてます!
御存知でしょうか?未来の映像は5秒で終わる!未来人がそう、宣っておりました!
おい!未来人!!5秒で何が出来るッてんだぃゎゃ!「A〜C〜」くらいのセリフが関の山じゃないか!そこ来て映画2時間ものなんて見た暁には、未来人、シビレちまいますわなぁ。
あ、そうそう、言ってませんでしたね。
時代劇の主人公抜擢されたリンタロウ。未来人でござぃす。
未来では高名なハダシ監督の初作品を見るために現代へやって来たとのこと。
確かに!!!
なんか服が灰色で生地感が何ともいえない未来っぽさ醸し出してるんですよね!!
ビバフューチャー!!Go Toフューチャー!
ヤンキーゴーホームは今は昔!!映画のお決まり、未来人未来帰る!は絶対の掟!!今回もやはり…ねぇ!!!そこはお察し之助で!
でもね、皆で合宿して作り上げた作品を編集して、上映できる状態にして発表の当日…。
未来では今回の時代劇がハダシ監督の幻の初期作品となるのです。その理由がラストに詰め込まれているんですよ。
ラスト本当にイイですよ。
胸熱ですよ!宗圧!!!
部活といえば、私も中学時代は吹奏楽部でブイブイいわしていたものです。なかなかどうして、夏休み中も野球部の如く毎日練習するような、思ってたのと違う中学生活を送っておりました。ひとつ上の先輩に「ギザギザハートの子守唄」をピアノで弾き語りしてくれるような、早過ぎたハラミちゃんみたいな方もおりました(但し、レパートリーはギザ子守、一本)。とても愉快には過ごせていました。
部活に明け暮れるある日、楽器を発表する会館にトラックを使い運ばなければならない時がありました。楽器の運搬時は、楽器を傷つけないように各部員が各家庭より毛布を1枚寄付し、巻き付けて運ぶのです。
その時、我々は発見してしまったのです。
各家庭の使わなくなったであろう、寄付された毛布の山の中、一際目を引く極彩色。なんだなんだ、と広げてみれば。
独眼竜 伊達政宗!!
と、政宗公が馬に跨り兜を誇らしげにこちらを薮睨みしている毛布!!!!
ギロリ(片目瞑ってウィンクじゃないよ、熱帯魚)!!!
我々一団は、ひっ!!!!と怖気づき、トラックへと楽器の積み込みを急ぎました。顔面蒼白のまま、目に焼き付いた独眼竜を胸(宗)に演奏会へ向かったあの日を、私は忘れてはいません。私以外に遭遇した部員も同じ気持ちだったはず…。
そう、あの経験から導き出すに…。
毛布はさ…やっぱりさ…
アメリカの国旗に限るよね!!!!
なんかワンランク、ヒエラルキーが上がった感じするもんね!星条旗の毛布ならさ!!眠れない夜は、毛布にプリントされた星の数を数えたっていいし、紅白部分を局部的に見つめ、そこから入学式とかの式典も思い出したりできるもんね!!
やっぱ星条旗ですわなぁ!!
布団めくって、あらよっとなんて、寝床に調子良く潜り込んだところで、独眼竜と目が合っちゃぁ生きた心地しないもんね!!
民)ぎゃ!!
御勘弁を!!白装束に十字架背負って小田原まで行きますので、御勘弁を!!
政宗)うむ!!!打首獄門の刑に処す!!!クワッ!!
じゃ、辛いもんね!やっぱ、自由の象徴星条旗だよね!!時代は!!
ちなみに、独眼竜 伊達政宗の毛布の寄附者はギザ子守の奴でした。
………………………………、ギザ打首!!!!!!
まぁ、色々な青春をそれぞれの形で過ごしているんですよね。もし、そんな青春があれば老後も思い出で飯が食えそうですね。そんな青春ないよ、という方、疑似体験出来ますよ。
サマーフィルムにのって、で。