わたし。みました。

最新作に疎い私が、一昔前の作品を見て、感じたままお伝えします。

ワンダーウーマン1984 ~ゴールド聖闘士が劇団四季キャッツと戯れる図~ *感想 ネタバレ*

ワンダーウーマン1984ワンダーウーマンの二作目ですね。

 

 

ヒーローものが好きなので、とても楽しめました。

主演のガル・ガドットとてもきれいですね!なんだか籠手(ガントレット)みたいな名前なのも素敵ですね。

 

流れとしては、障害物競走の思い出、成人なる、職場のひととき、不思議石来る、

起動、不思議石騒動、大統領錯乱、チーター系女子とバトル、一件落着。

 

冒頭、子供の時の思い出ですね。アマゾネスの国でSASUKEやっています。走って、飛んで、潜って、泳いで、流鏑馬して、色とりどりの発煙筒カラフルできれいですね。

ワンダーウーマンこと、ダイアナ。唯一の子供チャレンジャーですダイアナ。他はみな大人ですね。ダイアナやはり子供の時から生え抜きでした。

 

で、時は流れ、博物館でダイアナ働いています。友達出来ますね。ダイアナと性格から見た目から、真反対のバーバラ。イケてなさが今見ればイケてる感じですね。1984年設定なので。

 

バーバラ石の博士ですね。鑑定依頼で来た石が騒動の元凶です。形がなんともセクシャルでシンボリックな石です。触れて願うと、叶っちゃいます。年一でもなく、7つ揃えるでもなく、暗雲立ち込め龍が出るでもなく。かなりお手軽に、叶えてしまいますね。お得!!

 

案の定、バーバラも願います。ダイアナみたいになりたい。願い通じ、だんだんパワフルになっていきます。

 

石油投資会社倒産寸前のマックス登場。動きがいちいち80年代で好感が持てます。

マックスどこからか石の存在を知り盗みに来ます。バックトゥザフューチャーのビフを丸くして他人を真似させたような感じが憎めません。うん、思い出したら似てませんね。ビフ。でも、80年代の人間の悪役はビフに集約されていく気はします。

 

で、いろいろありましてエジプトに行きます。アクションがすごいです、ダイアナ走って車に追いつきます。で、発射されたロケットランチャーの砲弾に鞭引っ掛けて飛んで行っちゃいます。

 

!!!?すごい!

 

せめて!せめて、大量のカラスに紐括り付けて鬼太郎がブランコでフラフラしている

位のものが、変わった空中移動と思っていましたが。ロケラン鞭移動は斬新でした。

 

マックスが結局、石を使い野望を達成していき、世界に悪影響を及ぼし、それを止める流れです。マックスの側にパワーアップしたバーバラがつき、ダイアナと闘います。

 

で、決戦のシーンなのですが、でっかい瓦せんべいみたいなアンテナの下、暴風雨の中でいざ勝負。ダイアナはなんだか伝家の宝刀とばかりに金閣寺顔負けのキラッキラの鎧を纏ってています。昔、母ちゃんが着てしんがりをつとめ、みんなを救ったとか何とかの由緒あるありがたい品です。対する、願望叶ったバーバラは最強の捕食者になりたい、と更なる望みを追加オーダー。

 

もしや…それはやばいだろう…蟹頭のプレデターになっちゃうの…作品的にも大丈夫なのかな…?

 

よぎりましたが、違いましたね。哺乳類の上のほうチーターでした。

 

ダイアナの暗闇にまばゆき光をはじく金の鎧、もうそのお姿、ゴールド聖闘士です。

瓦せんべいの下、大変な攻防が繰り広げられます。チーターに変化したバーバラどう見ても、路地裏に屯する猫ちゃんそのもの、劇団四季キャッツです。

 

異色の対戦カード、鞭使って、電線使っての空中ゴロニャーゴです。最後はキャッツが使用していた電線の切断面の電流びりびりであえなく気絶。うーむ。よい対戦でした。

 

暴風雨の中でしたので、月も出ず星も見えずでした。天気が良ければもう少しキャッツも気張れただろうかなと思いを馳せます。路地裏の月があれば応援されている気持ちになりますからね、キャッツにすれば。

 

とても見やすく楽しい作品でした。何よりもガル・ガドット美しいですね。

人間の造形美を見続けるだけでも良い時間を得られるやもしれません。