わたし。みました。

最新作に疎い私が、一昔前の作品を見て、感じたままお伝えします。

犬神の悪霊 ~顔白塗りにする奴、だいたい怖い~ *感想 ネタバレ*

 

 

犬神の悪霊中編

、前回の記事の続きです。

 

はい。ここから始まります。西の「オーメン」、東の「犬神の悪霊」と、まで云われた。古き良き昭和の雄!!犬神!!本領発揮です。

 

あ、「犬神の悪霊」は横溝正史の「犬神家の一族」とは、まったく関係ありませんので、悪しからず。

 

さてさて、都会に帰った加納と嫁。こちらはこちらで二回目の結婚式を挙げます。嫁の田舎で執り行った、神前式とは打って変わって、披露宴形式です。司会が良いことを言っておりました「この結婚はウランが取り持った結婚」。やはり昭和。ビターな物言いもなんのその、和やかな雰囲気でお色直しも済みました。友人の挨拶をお願いされ立ち上がるは、西岡。この西岡ジープで祠壊した、彼です。マイクを渡され、立ち上がった瞬間、顔のショット。

 

青い。初期ショッカーのベレー帽タイプの顔の青さ!!

 

もちろん、錯乱しております。「やめろ!やめろ!!」と青い顔して両手を振って取り乱しております。あわや、入刀前のケーキに突っ込まんとする勢いはドリフでした。で、西岡、例のベレー帽ショッカーの青白さのまま、ビルの屋上歩行します。

 

はい、正解。落下します。西岡脱落。

 

夜の道、激烈蛇行運転。「畜生、西岡のバカヤロー!」西岡の葬式帰りのようです。「今日くらい飲酒運転おおめに見てくれよ!」飲酒運転を懺悔しています。酒をしこたま飲んだご様子の加納とその友達。路肩に停め、友達のほうが立ちしょんに」向かいます。すると…遠くから…。

 

…ヮン…ワンワン…ワンワンワンワン!!!!夜の帳の中から犬の大群です!!!その数30匹近く!!

 

あれ…ン…でも…ん…?何かがおかしい…。。

 

都会の犬の群れであれば、野犬が種とりどりで雑多に来るはず…。よくよく見れば、すべてシェパード!!訓練された犬です。みんないいワンちゃんです。しかし、そうも言っておれず、立ちしょん俳優魅せます、役者魂を。

 

「ぅううわ~ぁぁぁ!!!」

 

と、叫び、シェパードの群れの中に崩れ落ちます。不穏な音楽と昭和俳優のミックスブレンド!!さぁ、凄惨な犬噛み殺され現場の出来上がりです。。(でも、やはり数匹ウキウキしながらハッハッしているシェパードが見受けられます。犬楽しそうです。頭のいい警察犬借りてきたんだろうな…)いや恐ろしい!!

 

立ちしょんの友達、脱落です。

 

今度は、家に帰ったら嫁です。田舎から手紙が届いてました。全裸の仲の親友のからです。手紙内容は、親友も嫁に行ったが、あの頃は加納が好きだったと告白。嫁変貌。畳の間にてペン?で手紙をブスブスさして、部屋の照明が顔を怖く照らしています。子供ができた。と発表。準備しなきゃと編み物開始。加納が仕事から家に帰ると、前髪をXJapanのトシばりに立たせ、テーブルランプは青。編み物完成し加納に見せてきます。犬の形のぬいぐるみ?らしきものでした。もちろん、顔色はおかしくなってきています。

 

だめだ。こりゃ、実家に帰ろう。(加納の気持ち(勝手に代弁))