台風クラブ!昭和の映画ですね!
いやー、一言で言わせていただきますと。
生々しい!!感情も肢体も曝している!!
はい、一言では、収まりきれない作品です。内容的には、台風の日に学校から帰れなくなった、生徒達の風景、ですね!
とにかく、男女共に脱ぎます。惜しげもなく。で、透けます、ブラウスからスポブラが!惜しげもなく!張り付いてます、濡れたシャツが!健全な身体に宿る、直球の淫靡!
中学生の時、こんなに男女近く無かったよな…。と、悔しさと切なさと、更に重ねて悔しさを噛み締めながら、若い頃こんなだったらなぁと羨望の眼差しを込めて見れました。
やはり、昭和の映画ですので、表現が強めです。中学生、慣れた手つきでタバコをプカプカ吸います。少年3人が寝そべりながら、学校の会話をしながら回し吸い、常習犯ですね!
主人公三上の友人、健。コイツぁヤベぇです。全編通して、中学生の感情の昂りを日常的に表現しているかと思います。が、この健君、閉鎖空間になった学校でクロックタワーのシザーマンばりの追跡者になります。好きな女の子を追っかけ、部屋に閉じ籠もった女の子に対し「おかえり、おかえりなさい、ただいま」この三種の呪詛を繰り返しながら、女の子の籠もる部屋を無感情に蹴り続けます。
一番、怖いです!!
そして場面代わり、台風の中を、パンイチで踊り、ぐるぐる周りながら、更にトップレスになっていく男女。原始の宴ですね。楽しそうです!!
水溜りに市民プールのように寝転んだり、台風が中学生に与える高揚感は薬物に近いのかもしれません!多分違いますが!
皆、楽しそうです!
で最後、スケキヨです。これは見ていだければ、確実にこれだ!と、わかるほどのスケキヨぶりです。
総じて、見れて良かったなぁと思える作品でした!!
十代の危うさは、昭和から令和になっても変わらないものですね。
是非是非、ご覧を!