わたし。みました。

最新作に疎い私が、一昔前の作品を見て、感じたままお伝えします。

14の夜 〜青春はどんな奴にもあるにはある〜 *感想 ネタバレ*

14の夜、こうでなくては!

 

14の夜

14の夜

  • 犬飼直紀
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14の夜

 

友達も自分も触り心地からでは、何者であるかを、掴めない。そんな時期ですよね!十四才てぇのは!

 

隅っこで息してるような男子中学生のグループがセクシー女優へのリビドーを消化する為の夜の話です!

 

似たようなもんですね、若い男子の通過点は。

 

「よくしまる今日子」というセクシー女優の乳を吸いたい。はい、どストレートですね、中学生!

それを叶えるには夜中の12時に近所のレンタルビデオ屋に行かなければならない。

 

その一夜を右往左往しながら、色々体験しちゃいます。

 

クラスでは目立たないグループも、その中で命令する奴、される奴がいますね。棲み分けがうまく出来てるんですよね、クラスの中の自分と、細分化されたグループの中の自分。

 

規模が小さくなれば喋りだす自分。気持ちがわかります。

 

そんなグループの中では突然の下剋上も起こりやすいものです。下に見ていた友人に殴られたり、そいつが急に性的要求をしてきたり!謎の展開です!!でも、そんなもんなのかもなぁ。と、やけに腑に落ちてしまいます!

 

昔は仲良かった幼馴染みの女の子も、今はヤンキーになり。自分とは違う世界の住人に感じてしまいます。でも、発育した幼馴染みを横目でチラチラ。これぞ、男子中学生です!!

 

しまいには「おっぱい揉ませろ〜」と情けなく突進!からのヤンキー彼氏による撃退!ボコボコです!

 

そんな夜の悲喜こもごも!!

 

良い作品です!父親光石研の情けなさが、とても良いです!ロケ地の前橋市街、寂れた感じが昭和80年代!稀有ですね!

 

中年男性こそ!是非ご覧を!