わたし。みました。

最新作に疎い私が、一昔前の作品を見て、感じたままお伝えします。

「プロミシング・ヤング・ウーマン」に見る、架空ネオン街に赤提灯!人間の集光性とスウェーデン!!

若い女の人との約束!!

パッケージだけ見たらちょいとホラーを期待しますね。違いました。ホラーではないのですが怖い作品でした!

 

こうゆうことってあるよね。いや、あるだろうね。といった題材を作品にしてますね。主人公はクラブで酔いつぶれたふりをして、男に家に連れ込まれたところで、ギンッ!!と覚醒し、下心満載の男に喝をいれます。

 

あんた、何やってんだ。

 

と、私から言わせてもらえば、あんたも何やってんだ。女の人が危ないでしょうが。といったところですが、その理由にこの作品の肝がありますね。

 

主人公は大学生の時に幼なじみの友人に起きた悲劇を、今でも、責任を感じて引きずっている。大学も中退し、実家で暮らす毎日。そこへ昔のクラスメイトが主人公の働くカフェに偶然訪れ、そこから事が動き出す…。

 

総じて、復讐劇です。

 

時間が経ってこそ始められることもあるんだなと。事件の傷を一人抱え、癒やされることなく、時が経ち、日々を過ごしていく。そこへ自分の未来の幸福に繋がるであろう出逢いがやってくる。そこで、けじめをつけようとするんですね。過去の事件に。そして、復讐を進めていくうちに知ってしまう認めたくない過去の真実。そこで主人公は自分の未来を諦めます。

 

なんとも、悲しい話です。ですが、やり遂げます。それこそ全てをなげうって。

 

映像の色使いもとてもきれいでした。特に目を引いたのが、主人公の働くカフェのカウンター奥のネオンの看板。ミントブルーを下地に赤いネオンで、「make me  coffee」と掲げられています。

 

この色合い好きだな〜。色合いもなのですが、それ以上にネオンがイイ味なんですよね。結構、SF作品とかでありがちな、間違った東京の街のイメージ。そこに乱立するネオンの看板。あれも好きなんですよね〜。東京をイメージして作られたであろう、どこだそれ!?といった架空東京。いいですよね〜。

 

で。

 

今回の「make me coffee」ネオンで思い出したのが。

 

スウェーデンの激メタ糞カッケーバンド!!

 

ザ・ハイヴス!!!!!

 

のLIVE DVDです!まず、ハイヴスなのですが…

とにかくカッコいいです!音も身なりも動きも人間も!!全て!!

 

スウェーデン出身の五人組。五人組といっても、江戸時代の相互監視システムじゃありませんよ。

メンバー5人。シュッとしたVo、Gu、Drの3人と。壁の様な大男のリードギター!男性ホルモン5人分含有!!の見た目のベース!!!

 

このバランスですよ!!最高にマッチしています!!シュッとしたお兄さん達だけでは、カッコいいね。で済むのですが。大男と男性ホルモン過多のビジュアルが入ることによって、もうね。ヒーローですよね。戦隊ものかと見違える程、メタ糞カッコいいのですよ。この5人組は。

 

身なりもね、アルバムごとに変えてね。白いスーツに黒シャツだとか、シックな晩餐会のような格好だとか。皆お揃いでビチッとキマってるんですよ!

 

で、勿論音もカッコいいのですよ。繰り返すギターリフ、金切り声のボーカル!耳馴染みの良いメロディ!これは聞いてもらわなにゃ、難しいすね。良さを伝えるのが!

コレが私が初めて衝撃をくらった、ザ・ハイヴスですね!メタクソカッコいいですよ!

 

そうそう、そして、ネオン!!話し戻ります、ネオンです!

 

先程のLIVE DVDのステージにあるんですよ、ネオンが!暗転のステージ上に、ジジジッと赤く殴り書きの様なネオンで「theHives」と浮かび上がるのが、もうね、たまらんのですよね。赤いネオンてのはどうしてあんなにいいものなんでしょうかね。赤提灯もたまらんな。

 

まぁ、総じてネオンと赤提灯は良いねを再認識ですね!

 

ハイヴス聞いたことなければ、羨ましいなぁ。これから、あの衝撃が味わえるんだから。