わたし。みました。

最新作に疎い私が、一昔前の作品を見て、感じたままお伝えします。

ヨコクソン *泣き声って怖いよね*

よ!!コクソン!!

 

いやー、怖かったすね。

韓国映画です、ということは、モンゴロイドの幽霊なんですよ。

 

森の家屋の出来事→玉の輿→旦那没!→一発ストライク!→悪い家→悪鬼出動→家門失墜!!

 

これは色々な要素詰め込まれていて、良かったですね。冒頭でも述べた通り、幽霊の顔立ちが、モンゴロイドなんでね。白人さんのスプラッター系よりも親近感&恐怖感倍増ですね。

 

要は、幽霊に一族が末代まで呪ったる!!と言われてる話で。あわやどうしましょう!?なのですが、どうもなりませんね、

 

関わるやつは一族郎党下男下女まで御陀仏!!

 

でした。見た感じ下男下女は悪いことしてなげなので、可哀想に思いましたが、それ以外のイチゾクノ者は大概ワリーことしてるので、

 

天網恢恢疎にして漏らさず!!!

 

な感じですね。主人公でさえ、野望を抱いて悪い顔してますからね!

 

しかし、なんとも不気味な風景から始まりまして、そこが一番印象に残ってますね。背の高い木の、枯れ枝に紅白のこれまた長ーいタスキのようなものが無数にかけられているシーン。

 

はい。不気味です。

 

紅白といえば、我々の感覚だとめでたい饅頭!とかなのですが、この木にかけられたタスキとても気味が悪いものでした。物語には関係なさそうでしたが…。

 

表現の仕方も色々なものが混じっていまして。井戸、暗視カメラ、ゲロ噴射。どこかで見たことあるようなものでしたが、そこに、幽霊の乱れ髪白目が、加わり良い味を出しておりました!!

 

ちなみに…

 

 

哭声/コクソン [DVD]

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  • クァク・ドウォン
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私はこちらの続編かなんかかと思い見ましたが。全くの別物でした!!

 

この「コクソン」もかなり不気味で、いい作品です。コクソンとは「哭声」と書きまして、泣き声!!というイメージなのかと思います!「ヨコクソン」は女哭声です!!

 

この字だけでも…ゾクッッ!!

 

こちらの「コクソン」には我らが國村隼さんもかなり重要な配役で登場しております!

 

共通して、韓国のお祓いは見ていると、思い出しちゃうんすよね…

 

 

 

御存知キャリーぱみゅぱみゅのファッションモンスターのサビの部分の踊り!!

 

何が似ているのかは自分でも分かりませんが、

 

そんな感覚ってあるよね、大事だよね!!

 

よい連想でした。

 

SNS 〜少女達の10日間〜 *世の中見た目よ!!!*

SNS!!!滅!!!

SNS-少女たちの10日間-(字幕版)

こりゃ、参りました。世の中がこんなふうに動いているなんて…。

 

応募→成人による未成年の生活模写→クズにつぐクズ!→天使がいる!!→実際にあう!!!

 

とりあえず、一言。

 

スケベはしょうがない!が!!まだまだウブで無知な女の子にアレヤコレヤと言うスケベは!!!やめろ!!滅!!

 

これは実験の映画でした。SNSでどれくらい世の中に卑猥で卑怯な男がいて、まだまだ幼い女の子たちに擦り寄り、漬け込み、そして要求するか。愕然としました…。

 

昨今SNSは若い世代なら皆、何かしらしています。その母数の多さ…若い女の子に是非知ってもらいたい、見て考えてもらいたい映画です。

 

成人だけども、まだまだ中学生くらいに見える女優を3人。スタジオ内に10代が生活をしてそうな部屋を3部屋。各自にSNSのアカウントを用意しまして、実験開始です。

 

速攻です!!友達になりたい、喋りたい!!の連絡が!!

 

で、パソコン画面上で出てみりゃ、君は何歳?から始まり、服を脱いで見せて。だなんだと言い出します!!相手方は目元口元以外は全モザイク処理なのですが。

 

もうね、目元口元に卑劣さが滲み出てんすよ!!

 

端的に気持ち悪いです。で、女の子と思っている女優さんに大概マウントを取っての指示!!週末会おう、いつ会える?のオンパレード!!ほんとにこんな風に世の中なってんだな!!と愕然としました。

 

で、ほぼおっさん。デブなのがモザイク越しにもわかる。で、たまに爺さん。一律皆同様に女の子と話しながら、片手はパソコン置いてるであろう机の下でゴソゴソ…。

 

ナニで何やってんだ!!

 

女の子が何しているの?と、尋ねれば。その時の爺さんは言いましたよ。

 

磨いているんだよ。

 

スタジオ失笑…。

 

そんな中、唯一性欲を前に出さずただただ暇つぶしにお喋りしようという奴が!!スタジオの皆、疑います…コイツも絶対に乳出せナニ出せとか言ってくんだろうな…。

 

でも、彼は違いましたね。カマをかける女の子に対しても。

 

君が裸の写真送ってきても僕は開けずに捨てるよ。そうゆうものは他人に送るものじゃないし、僕は君の裸よりも、見たいポルノを見るから。

 

…ここに…漢がいたぞー!!

 

スタジオ中が天使を見る目で画面の男を称えます。モザイクも最初はついてたのですが段々と剥がしていき素顔の登場。

 

メタクソイケメン!!

 

なんか…結局、良い男は健全な奴が多く。女の子にかまってもらえない見た目ブーな奴がクズになっていくのかな…と、単純な構図を垣間見た気がしました。

 

最後に、チャットで会おうと言ってきた男達に実際会いに行く、ドッキリパートもありますので!!これは本当に若い女の子に見てほしいです!!軽い気持ちでしたことの末路がココに詰まっているので!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すばらしき世界 *人の裏表合わせて一枚*

すばらしき世界

 

良いです。現代社会を表しているような話でした。

 

出所→苦悩→荒れる→後戻り→辛抱→待っていたのはすばらしき世界

 

刑務所から出てきた、元ヤクザの話でした。最近は法律が厳しいらしくヤクザに関わりのある人、昔あった人の社会への復帰、参入がかなり難しいらしいです。一般的にいえば、悪事をなして生活しているというイメージがありますので、自業自得なのかなと思いました。が、更生して生活をしていこうという人に対してはかなり厳しい現実か待っている事をしれました。

 

役所広司が主人公三上を演じます。真っ直ぐな男です。ですが、大きな声をすぐ出すし。絡まれている人を、助けたりもしますが、悪い奴らを過剰に痛めつけてしまったりと、熱いものが三上の体には滾っていますね!

 

決して良い人間とは、言い切れないのですが、悪いやつではない。要は難しい人間です!!

 

人間は誰しも良い面、悪い面の2面があると思います。その両面を見て、付き合っていける、付き合えないの判断をしていると思います。

 

でも、元犯罪者やヤクザとなると、その事実だけでその人となりに対してバイアスがかかってしまうと思います。今は、こんなに優しいけど、元ヤクザなんだよな…。いつ怒るか分からないよな…。

 

等々、ちゃんと向き合って付き合おうと思えば思うほど、付き合い方が分からなくなっていく時が多いと思います。

 

人それぞれに、出会う前の過程があり、その人を作り上げた環境や出来事があるわけで、そういう部分を考えてしまうと、一概に悪い奴め!とは、言い切れませんし。逆に、いい奴だな!とも言い切れません。

 

そんな燻る思いを、三上の周りの人たちは感じさせません。ぶつかりながらも、一般の社会の人たちと三上が依り合っていく映画です。

 

作中、三上が元のヤクザに戻ろうか悩んでいるとき。言われます。

 

一般の社会なんて、辛抱の連続で、耐えたところで面白いことがあるわけじゃない。それでも皆そうやって生活をしているんだ。

 

なんだか、当たり前の事を普通の言葉で言われただけなのですが、ガツン。ときました。

 

かなり良い映画です!!!原作もあるらしいので気にして見てみたいと思います!

 

 

因みに、原作の「身分帳」の主人公の名前は創作なのですが、映画の主人公・三上の名前は「身分帳」の元となった方の本当の名前らしいです!

 

監督の西川美和さんが、もし本人からクレームがあったら、是非お会いしてお話を聞きたいからだそうです!!

 

なんか、いいっすよね!

 

 

 

 

 

鵞鳥湖の夜*KFC事情inCHINA!!*

鵞鳥湖の夜!!!

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  • フー・ゴー
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こちらは「薄氷の殺人」の監督の作品ですね!

うむ、大国中国のまだまだ寒村の部分が感じれる良作でしたね!

 

出所→講習会→大乱闘→警官誤射→水浴嬢との逃亡劇→ユニフォーム着て鬼の顔つき→嬢と嫁、二人は仲良し!

 

警官を誤って射殺してしまい、鵞鳥湖の周りで逃げる男話ですね!

 

バイクの窃盗グループでも講習会があるんですね!犯罪する為に真面目な講習会ていうのが面白みを感じます!でも、やはり集まるのはゴロツキばかり、縄張り争いが始まります。ここで、相手方となるのが、「猫目」と「猫耳」兄弟!!ふたりともそっくりで、若干のサイジングの差がある程度ですね!単品で見分けられなそうです!

 

縄張りの主張により、「猫耳」が撃たれます!!そこから、生身の大乱闘スマッシュブラザーズが始まります!スマッシュに次ぐスマッシュの連続収拾をつけるために

 

よし!!どっちが時間内に多くバイクを盗めるかで勝負だ!!!

 

はい、はた迷惑な白黒はっきりつけようじゃないかが始まります!ここら辺で、バイク運転しながら、も一つアクセルふかしてバイクを運転する曲乗り的なものが見れて興味深いですよ!

 

で、窃盗バイク勝負中に猫ちゃんにはめられ、主人公チョウは落車からの警官誤射!!

 

ここから逃亡が始まります!懸賞金かけられて!

水浴嬢の女と逃げます!が、水浴嬢ってなんだろうと調べてみると、湖の周辺で声を掛けられた男と水中でマグワイヤ(まぐわう)する嬢の事らしいです!摘発されても、証拠が残らないかららしいです!色々と考えますね!

 

人間、懸賞金がかかるとかつての浅い関係の仲間は、懸賞金目当ての行動に出ちゃうんすよね。そんな時でもブレないのは家族みたいな距離感だった人間だけですね。

 

しかし、どうせ捕まるのなら別れた嫁に捕まりたい!!チョウが逃げながら嫁に会うため行動していきます…。

 

この映画は、ストーリーも勿論のこと。町の風景がいいですね!!古くてまだまだ整理されていない町の感じ!!飯屋の油の匂いもなんとなく漂って来るようなそんな感じ!!

 

 

そういえば、、以前中国を旅行していたとき、雲南省だったと思うのですが、、、。朝飯はケンタッキーがオススメと言われ朝早くからやってんのかと疑いつつ、ケンタッキーに行って見ると、客こそまばらなものの営業してました。で、朝しかないオススメのメニューを教えられていたので、それを頼みました、それはと言いますと…。

 

椎茸粥!!!!ケンタッキーなのに油の一滴も使わぬ!!!

 

すぅ~

 

椎茸粥!!!

 

胃に優しい滋養に満ちた味でした!美味かった記憶がございます。我らがKFCinCHINA!!しかもモーニング限定!!!そんな我らの日常の範疇を超えてくる中国!!そこの匂いが映画のシーンからプンッ!!と匂って来る感じの絵面!!多分脳内で感じた匂いそれで近いと思います!!!

 

 

非日常よりも日常を感じれたほうが、脳内ってのは蓄積された経験風景に飛び込んでいきやすいのかもですね!

 

鵞鳥湖の夜!!

 

クワックワー!!!

 

少林寺三十六房*流れるチャーシュー不意に食う!!*

少林寺三十六房!!!!

 

少林寺三十六房 [Blu-ray]

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  • リュー・チャーフィー
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カンフーオブカンフー映画!!これはクラシックですね!初めて見ましたが、楽しいですね!

 

革命!成らず!!→お勉強→海苔屋壊滅→出家→5年修行→俗世へ放出→仇討ち成れりぃ!!

 

クンフーアクションの心躍る快活さ!存分に楽しめますね!しかし、それ以上に…やはり…カツラが相当気になりますね!勉学に勤しむ生徒役を演じているときは確実にカツラですね!!わかります。普段は少林寺でお稽古している(真偽は不明、していてほしい願望強め)のですから剃髪は当たり前ですもんね!!

 

汗吹いて、ホイ!被していっちょアガリ!!

 

メイクさん助かりますね!汗拭く手ぬぐい一つありゃいいですからね!

 

で、オープニングの少林演舞カッコイイです!

なんか、両腕に腕輪をいっぱいつけて!ジャラジャラと金属音をたてながら突きぃッ!!突いて突いて、突きに突きます!!んで、一呼吸。かわい子ちゃんが握り飯を食べるように、両腕を口元に持ってきて構え(山頂にてオーイ!と、ヤマビコを楽しむ型)、振るわす!!ブルブルと腕を振動させ両腕の腕輪を振るわす!!とてもシュールなのですが、カッコイイです!!

 

これは一体何なのか…。

 

どうやら、流派の一つ「洪家拳」というものらしいです!で、武器とかではなく、内功というものを鍛えるらしい器具らしいです!確かに、重そうですね。「鐵線拳」というらしいです!

 

あれをバネにしてロケットパンチみたく使ったりしたら良さげでしたが、寺の坊さんに永井豪の作品を模すべし!!とは言えないですね!

 

 

 

腕に装着、しかし鉄でこれは無理スネ…。伸びなそうですし、伸縮時、肉を挟んでしまい、その痛みでホイホイ言ってしまいそうですしね!

 

んで、今更ですが!主人公はリー・リンチェイ!若き日のジェット・リーと思っていましたが、違いました!!

 

リュー・チャーフィー!!

 

もっかい!

 

リュー・チャーフィー!!

 

です!名前が何度読んでも覚えられませんでした…。そこで、神が我々に与え給うた、知恵の煮込みを使うときがきた!!それは…語呂!

 

流れるチャーシュー不意に食う!

 

流(リュー)れるチャー(チャー)シュー不意(フィー)に食う!

 

はい!覚えた!!

 

 

 

 

 

 

タロウのバカ*平衡感覚喪失のあとに月に吠える!!*

タロウのバカ!!!

 

これは大森立嗣監督ですね!麿赤兒の息子さん!

大森南朋の兄さん!凄い家族ですね。

 

苛つく吉岡→國村隼さん早々に退場!→タロウ細っ!→襲撃→報復→頭打ったら病院へ!

 

スピード感ありました。グイグイ物語が進んでいきます!エージとスギオとタロウ。もう滅茶苦茶な3人です。ここまでよく生きてこられたなぁ、災厄に見舞われずよくここまでたどり着けたなァ!お前ら!!

 

最近見たドラマ「コントが始まる」で共演の記憶も新しい、菅田将暉と仲野太賀。このコンビが出るというだけでも、熱くなるものがありました!

しかし、役どころは全く違うんですよね。デストロイ、です。ふたり揃ってデストロイ、ですね。3人目のタロウ、爆竹野郎です。弾けております。

 

朝起きて、テンション上がり、こう叫びます。

 

つかもうぜドラゴンボール!!

 

ピストル片手に、弾けるように歌いだします!!

このタロウがずっとテンション爆アゲでゲヘヘギャハハと笑っております。どこか感情を育てきれずに今に至るという少年です。

 

タロウの友達にダウン症の少年と少女がいます。この二人はいつも橋の下にいて仲良く遊んでいます。女の子のが自己紹介の歌を歌うのですが、こんな感じです。

 

私の名前はアイコです。

これからもこの先も。

変わらないまま変わり続けていく。(うろ覚えですが…だいたいこんな感じです)

 

ガツンときました…!!なんとも、確実に幸せになれないであろう破滅型の三人組と自分はこうである!と、歌うアイコの隔たり、落差、ピントの違い、生命の見通し!!

 

なんじゃこりゃ!!

 

と、ゾワゾワしました!で、大雨が降るシーンがあるのですが、そこで仲良しだった男の子が川に浮いている!!動かずうつ伏せで!そこでまた川岸からアイコが歌います。

 

私の名前はアイコです〜♪

 

なんか凄いものを見てしまった感覚ですね。で、ですね、この歌の音調が、アレどこかで聞いたことあるような…。

 

 

Philosophy of the World

Philosophy of the World

  • Light In The Attic Records
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シャグズです。60年代の奇天烈姉妹バンド!!その出で立ちからは想像できない超音波ミュージック!一度聞いて頂かないと説明自体難しいのですが…。

 

ぐるぐるバット百回したあと高さ5メートルの平均台を目隠しで歩く、その前にウォッカを駆けつけ三杯打ち込んで!!

 

とにかく、平衡感覚が破壊される音楽なのです。アイコの歌に、私はシャグズを見ました!

 

アイコの歌が、この作品の一つの肝であることは間違いなしです!!

 

これは見るべき衝撃作です!!

 

お口直しに!!

 

夜の雲

夜の雲

  • Mastard Records
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大森立嗣監督の弟、大森南朋さんのバンド「月に吠える」!

 

「夜の雲」沁みる名曲です!

 

 

 

 

 

 

GOGO94歳の小学生*てことは在学中に100歳になる可能性もあるのか!!*

GOGO94歳の小学生

 

これは良い映画です!!

 

アフリカの朝→婆さん制服に着替える→先生に叱られる婆さん→算数頑張る!→二代目婆さん小学生爆誕!!

 

まず、一念発起しての94歳が小学校に通う!!これかなり凄いことです!しかも寄宿舎でほかの坊や、嬢ちゃん達と一緒に寝食ともにしてですからね!!

 

主人公のゴゴ(本名 プリシラ・ステナイ)。元気です。

 

おちこんだりもしたけれど…私は元気です。

なんてものじゃなく、生命力に溢れてアフリカの空の下、元気です!!

 

ゴゴ。耳が聞こえずらかったり、眼も見えずらかったりしますが元気です!!小1くらいの坊やにハイタッチをしたり、午睡をしたり、授業に遅刻しそうになったりもしますが…元気です!!

 

そんなゴゴがなんで、学校通う気になったのか?

 

この世にいる限り、助け合うんだ。そして学ぶ。

 

これにつきます。知識が必要で、互いに助け合うことが最も大事だ。と、ゴゴは言います。その為に、私は学校に行くし、行ってない子がいるなら、婆さんの私でも行けるんだ、行け!!とエールを自分の身をもち体現してくれています。

 

ゴゴ、凄いです。で、周りの先生方も気を遣わず、しっかりと算数苦手なゴゴ(齢94歳)を叱ります。この関係性が保てるからこそ、この挑戦ができる要因の一つになっているのではないかと思います。

 

まだ、未整備な部分があるケニアだからこその良さなのかもですね。先進国ではいろいろなことを沢山決めていくうちに、学びの本質が埋もれてしまい、掘り返せなくなっているのかもしれませんね。学びたいときに誰でも学べるんだよということが。

 

しかしながら…アフリカの学校の制服は原色のセーターが多く感じるのですが、あれは何なんでしょうかね?多分きっと、広いアフリカの土地のこと。遠くからでも人工の原色を着ることによって見つけやすくするためでしょうね。

 

ご多分に漏れず、ゴゴ擁するリーダービジョン小学校も原色のセーターで揃えております。

 

緑Fromネバーランド!!!

 

寝たら窓から誰か忍び込んで来そうなほど緑です!!でも、緑は葉っぱとかでアフリカの大地に溶け込んでしまうんじゃ…。

 

でも、視力良いって噂ですからね!大丈夫でしょう(見込み)!!

 

で、最後にゴゴの親友(食堂の婆さん)が新入生として入学してきます!

 

 

やはり、長く生きると生まれた時からの付き合いのこの体。ガタが来たり、無くなる部分もあったりしますよね!この食堂の婆ちゃんは歯が欠けてしまっている様子。マウスピースでなんとかできる時代なんですね!

 

因みに私の友人は前歯が欠けたあと、差し歯も入れずに、欠けた歯の残りの芯の部分に噛んでほぐしたガムを貼り付け笑顔を作ります。彼にも教えてあげよう!マウスピースがあるよって!

 

しかし、良い映画でした。知識が大事、互助が大事ということは勿論のこと、思い立ったが吉日と、即行動するゴゴの実行力は見習わなければいけないと思いました!!

 

年齢なんてただのその人の案内すね!

 

 

 

 

 

 

 

ダンジョンクエスト*閣下は角界に通ず!!*

ダンジョンクエスト!!

 

ほい、こちらいい作品ですね、大作という代物でもなく、B級と称すには映像もしっかり作られており、丁度良い具合に主人公が世の中を救う映画です!!

 

ゲーム内での仲間割れ→出勤→勤務→商品返品!!→レトロゲーム配信→世界の終わり→世の中、全ては仲間との連携ですなぁ!!

 

主人公マックスは勤務中にも、ゲームをしている!圧巻の業務形態&勤務態度!!自由の国アメリカ!!一番最初に気になってしまいました!!確かにカナダ在中の友人曰く勤務中にピザを頼み、ビールを飲みながら、靴のサイズ測って、漫画のNARUTOを見ながら現金会計してまっせ!と聞いたことがありますね。世の中それで誰も文句出ないならばありなんでしょうね!!

 

物語全体は封印された奴を退治する!!といった、とても見やすい作品でした!

 

天網恢恢疎にして漏らさず!!好きな言葉です。悪い奴らはお天道様が網使って、疎かにせずみんな捕まえちゃうよ!的なあれです!

 

そう、なので悪巧みしてる悪い奴らはこちらの作品でも、成敗されてしまいます。見た目は紳士な爺さん!!しかしながらその本当の姿は…なんか太古の昔からいる、ゲームを使って人をどうにかしてやろうとしている奴です!

 

その邪悪太古爺さんをゲームオタクの連中がブチのめそう!!と団結しチームワークを見せつけていく過程が、こうなるだろうかな〜と予想しつつ楽しめました!

 

私的に嬉しかったのは、マックスと一緒に暮らす祖父がなんと!!!

 

コブラ会のThe SENSEI!!

クリーク先生!!その人です!!

 

一気に熱くなりました!マックスに対し、格言めいたことをいうでもなく、なんとなく孫を褒め、やれば出来る!!と言う感じ!クリーク先生とは全く方向性の違う役どころ。優しい良いおじいちゃんでしたね!でも、筋肉はモリモリしてます。

 

そして、もう一つグッと作品に引き込まれたのは音楽です!!

 

なんと言いましょうか、80年代の音楽?とでも言うのでしょうか?ネオンが近づくような、それでいてSFを、近未来を描いている音楽!

 

とてもいいんですよ!!

 

こちらはストレンジャーシングスのサントラですが、正しくこんな音楽なのです!

 

調べたところ、レトロウェーブ、というジャンルになるらしいですね。この肩パット入れてるような!頬に青いチーク入れてるような!

 

あ、違います、聖飢魔IIの方ではないです!

 

拙い文章ですと、デーモン小暮閣下が出てきてしまいそうですが、違うんですよ!!なんか、スーパーマーケットのお買い得時間にも掛かりそうな、そんなニュアンスの音楽ですね!!

 

レトロウェーブという音楽は今更なのかもしれませんが、いいですね。懐古主義なんで私!!

 

是非!ネオンに照らされスーパーマーケットでぶつかりあいたくなる、そんなBGMの映画を!!各々の感性で!!御覧を!!

 

 

 

 

 

 

 

バッカス・レディ *ヨコハマメリーさんも同じかなぁ?*

 

バッカス・レディ

 

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  • ユン・ヨジョン
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さ、こちらゴシック系の欧米ホラーかとお思いでしょう…。違いますね!!端的に言うと…老人の悲喜交交!!!

 

検診→事件目撃→喋れない子と生活→老人のリアル→昔馴染みとの出合い→感情から来る負の連鎖投入

 

まずほバッカス・レディというのは、韓国の公園で屯してるジイさんに栄養剤「バッカスD」なるものを売り歩くおばさんのことですね!!バッカス・ハルモニとも呼ばれているようです!栄養剤を売り歩きながら、自分の春も売っている方もいるようです。そこに焦点をあてた作品でした!

 

韓国は情に厚い!と、よく聞きますが、正しくそれを地で行くおばさんが主人公です!知らん子を保護して話が始まります。この子はフィリピンのハーフの子で、韓国語が分からないという、ハードミッション!!

 

まぁ、それはそれで近所の人と協力しなんとかしていきます。凄いバイタリティですね!

 

しかし、老人事情とでも言うのでしょうか。そんなに高くない料金で体をはった仕事をする。60歳は越えてると思われるおばさんがです。仕事内容よりも、生きていく上での大変さが自分の部屋にいる空気感から伝わって来ます。着古したGジャンを来て公園に立ち、帰り道買い物をして帰る。

 

人間は生きなきゃなんだなぁ

 

手にぶら下げるバック、子供が遊ぶ広場に続く階段をダラリと登る姿、小さな食卓でつつく小皿。

どこの家でも垣間見るような、日常なのですが、そこにバッカス・ハルモニという仕事が加わり、なんとも色あせたような、草臥れたような生活が見えてきます。

 

日々を彼女なりに一生懸命生き、老いながらもまだ未来の生活を、考える。

 

だって生きなきゃですからね。

 

そんな彼女にどんどんと、辛いことが重なっていきます。救いがないです。

 

この作品を見て、働ける限りは働きたいな、となぜだか思いました。人間は生きる為にはお金が必要です。でも、お金だけじゃなく生気も必要で、それは労働によって少なからずもたらされるものでもあるかなと思います。辛い労働は出来ませんが!!適度な労働を!!

 

 

バッカスD。多分、これに近いと勝手に想像しています。

 

しかし、リポビタンDは老若男女誰しもが

 

リポデー

 

と、発音している気がしますね!!

 

リポディー!とは言ってない気がするんですよね…。

 

これってもしや、今の10代20代のニューエイジ

 

リポディー

 

ってゆってるんすかね…?

 

……………………!!!

思えば遠くへ来たもんだ!!!

 

 

年輪重ねて行きます!!

 

良い老後をというよりも、良い後半を!と言って行きたいですね!!

 

 

 

 

 

 

 

五福星 *サモ・ハン・キンポーの可愛さは日本の社長 ケツに通ずる!!*

五福星!!!

 

今だからこそ、見返せる!サモ・ハン・キンポーの可愛さ!!バインバインと跳ねるゴム毬のようなサモハン!!

 

各自逮捕→出所→会社設立→共同生活→ゴミ回収→トラブル→終劇

 

この作品、ジャッキーがメインで出るかと思いきや、そうではありませんでした。サモ・ハン・キンポー擁する出所5人組の物語で、そのサイドでジャッキーがドジな刑事役でちょろり、ユン・ピョウもちょろりと出る感じでしたね。

 

しかし、想像以上に良かったです!ドタバタコメディになるのですかね?!5人組の各自の役割も明確になっており、皆揃いも揃ってオッチョコチョイ!!こんな可愛いおじさんグループはなかなかいませんね!!

 

そこに重ねて、劇中歌がなんとも味わい深い!!5人組の間抜けさに合うように、どこか抜けたような音楽、でもとてつもなくマッチしているんですよね!かなり好きな音でした!

 

途中ジャッキーがローラースケートで犯人を追うのですが、アクションはやはり最高ですね!スイスイと車から車へとつたい滑り、最後にはお決まりの車大破!!からの交通渋滞!!警察なので責任を取らされますが…

 

しかしながら…許してほしい…

 

だって…

 

あんなクリームレモンイエローの寝間着みたいな格好で犯人追跡を頑張ったんだから!!!

 

恥ずかしさを殺して、悪人を追ったのだから!!評価してもらいたいものですね、香港警察には!

 

そしてローラースケートの使い手と言えば、本家本元、光GENJI!!!

 

しゃかりきコロンブス!!

 

ってなんだろう?と子供の頃は謎に感じていましたが、大人になった今ならわかる気もします…。

 

釈迦の力で転んだブ〜ス!!!

 

の略称なんかではありませんよ。

 

一生懸命にオールを漕ぎ漕ぎインドを探す奴=晩飯がカレーの奴!!

 

そうです、食材を求めて、夕飯カレーにしようかな考えている輩の事なのでしょうね。きっと。

 

 

どうやら、五福星シリーズはまだあるようなので、チェックしていきたいです!!

 

 

 

 

スカイライン 逆襲 *青を赤に変えて見な!!*

スカイライン 逆襲!!

 

スカイラインの三作目ですね!!

もうここまでくると題材はスカイラインでなくても良いかなという気もしなくはないかなという感じでした!

 

宇宙船破壊→数年後、英雄から指名手配犯→ミッション開始→安定の勧善懲悪

 

はい、なんでしょうね。シリーズ物で3が1を超すのはドラクエだけってのは知っていました。まぁ、映画なんでね!!そこは濁して、みやすさ重視という結論で!

 

とにかく。一作目のスカイラインでの絶望感が全くないや…。あの侵略者の圧倒的強さ、対処のしようのなさ、いつの間にやら対抗出来るようになってんだな…。数年も経てば人類も立ち向かえるようになるのかぁ。

 

でも一作目ではあと一週間で人類消えるなこりゃ!といった…

 

圧倒的な敗北感!!それがスカイライン!!

 

と、見ていたのですが。人類の生命力、カスタマーに対する処理力はもの凄いものがあるのだな!と思えました。

 

ちょっと異星人とのブレンド気味の主人公を筆頭に、前作にて脳味噌取り替え、異星人の体に人の脳という探偵気味のトレント、他数名のチームで残党狩り宜しく異星人宅に凸します。タイムリミットも加わり、焦る御一同様。

 

最近、思うのですが、映画にタイムリミット要素はもうそろそろ要らないんじゃないかなあ…と感じ始めています。結局、たどり着くのはセーフかアウト!の二択なわけで、そこに絡ませた物語に疾走感が出てくるのは映画の溢れている現代ではあまり作用しないかなと思ってしまっています。

 

作品の内容によるのでしょうが…。アクション系だと、どうしても、

 

爆発してチュドン!か、解除出来て、恋人とハグ&チュッチュか!

 

どっちかだよな〜と、爛れた偏見で見てしまいがちです。今作もそうでした…。

 

しかし…

 

その瞬間は突然に来ました!

 

なんと、前作で四肢をもがれたヤヤン・ルヒアン!!東南アジアで伝統文化なシラットのマスター!彼が異形の大きな手をパイルダー・オン!して再登場!!熱い!熱いぜヤヤン・ルヒアン!!ワイルドな顔立ちにモグラの土掻きを彷彿とさせるお手手、そこにシラットの殺法術!!

 

我今まさに天啓を得たりィ〜!!

 

と、暴れます!!そして視聴している私も微睡みから戻って来られました!

 

好きな物を目にするとやはり、気が昂るものですね!猫にちゅ~る、私にヤヤン・ルヒアン!

 

話はかわりますが、この詩を御存知でしょうか?

 

この世界に真っ赤なジャムを塗って食べようとするやつがいても、

過ちをおかす男の子、

涙化粧の女のコ、

たとえ世界が終わろうとも、

ふたりの愛は変わらずに、

 

御存知、THE YELLOW MONKEYの名曲「JAM」です。

 

JAM

JAM

  • TRIAD / Nippon Columbia Co., Ltd.
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ほぅ、これはこれは…。スカイラインを予知していたなぁと、作詞の吉井さんに舌を巻きました!!

 

こうです!!

 

この世界に真っ赤(スカイラインでは青い目、青い光で人を捕獲、赤ではないですが勝手に青に変えて考えて見ると)なジャムを塗って食べようとするやつがいても(脳味噌を奪っている)、

 

過ちをおかす男の子(2作目で喧嘩で捕まるトレント)、

 

涙化粧の女のコ(一作目で目の前で恋人のジャロットが吸収され(泣)エレイン)、

 

たとえ世界が終わろうとも(侵略者の征服)、

 

ふたりの愛は変わらずに(ジャロットとエレインの娘ローズ爆誕)、

 

はい、ここまでこじつけてみますと、

 

どの映画でも互換性アリですね!忘れてください!!

 

見方を変えれば、どんなものでもこじつけられる事を知りました!!勉強になりました!!

 

学びを得られた映画です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔女がいっぱい*平穏をお大事に!!*

魔女がいっぱい

 

相変わらず、アン・ハサウェイがかわいいですね!ネズミの騒動モノで子供も見やすい作品です!

 

婆さんと生活スタート→魔女に目をつけられる→避難→ホテル住まい→变化!!→魔女なにするものぞ!!→スープ飲め!!→今に至る。

 

主人公は黒人の子供です。彼は、不運です。始まりから最後まで不運です。私はそう感じました。魔女に魅入られ大変な目に。でも、挫けず行動をし続けます。活路を見出していきます。楽しい映画だと思うのですが、主人公の報われなさの方が気になってしまいました!!

 

落ちてこそ気付く希望の光!

 

よく言いますよね。気取った台詞で、「希望なんてない…」はい。これ言うやつ平穏に過ごせてる証拠じゃないスカ?!平穏で過ごせていれば、目標はあれど、希望というのはちと大層に感じてしまいます!希望というのは、現状をどうにか打破したい気持ち!

 

例えば、「アベンジャーズ インフィニティウォー」における、ラスト。サノス倒したけども、皆消えてくこの状況どうしたらいいのよ!!ここで希望という言葉は分かる!!ウンウン。

 

でも、平時で「希望」を仄めかすヤツ!!酔ってますな!己に!!

 

赤子に、この子は僕達の希望だ…。なんて言ってやんなや!!赤子には荷が重いでしょがいやっ!!

 

あなたといる未来には希望がある。…大概無いと思います!!口に出しちゃうと演劇だもんね!大衆演劇!!ちび玉三兄弟の苦労を知れれっ!

 

おっと、熱くなりすぎてしまいましたなぁ!!

 

まぁ、平穏で過ごせるのならば、平穏で!!と、運命にお願いしたいですね!!

 

何の話していたのだろうか…、あ、主人公の報われなさですね!

 

でも、登場人物が皆、明るいので滅入る物語ではありません!

 

で、総じて!!

 

やっぱりアン・ハサウェイが可愛く美しい!!というころが見所ですね!魔女役なのですが、容姿は、妖怪人間ベム系の手!中指立てたような足の指!ジョーカーのように裂けた口!ヅラでかぶれたハゲ頭と湿疹!

 

そんな姿でも…全部君だったんだね!

アン・ハサウェイ!!

 

こんなにキャラクターの容姿の負荷がかかっているのに、それでもまだ美しい!!魔女役のアン・ハサウェイ!グッときます、そして、ハッとします!

 

 

今、知ったのですが「猫の恩返し」にて主人公 吉岡ハルの声を担当しているようです、アン・ハサウェイ!!

 

「魔女がいっぱい」は明るい人物がたくさん出るので、子供も楽しめる良作でしたね!ラスト、物語の出だしを絡めて、あ、そうなん!!?と、待ってますよ…驚きが…。

 

まぁ、そんなに驚きもしないか…